税務調査を法人が受ける場合の対応と方法について

法人への税務調査の時期

9月 2nd, 2010

税務調査が行われる時期は法人の種類によって時期があるそうなのですが、法人として事業を行っている以上税務調査はいつかは受けることになります。
その大体の時期をしっておき、日頃からちゃんと準備しておけば堂々と対応できるのではないででしょうか。
税務署調査は法人になってもあまり経験ないことが多く、準備をしていないとどうしたらよいかわからず不安になるものです。
そうしたことのないように、堂々と対応できるようにしっかりと予備知識や普段からの準備をしておきたいですね。

法人といっても税務調査は個人事業者と中小法人によって時期が違っています。
個人事業者の場合、所得税は毎年3月15日、消費税の申告は3月31日となっています。
税務署では法定調、一般収集資料、実地調査資料、個人情報などを照合しつつ申告が正しく行われているかを照合することになります。
怪しい場合は電話や文章などで説明を求め、修正申告や紀言語の申告となります。
そしてそれに応じない場合は事業所まで税務署調査官が訪れ税務調査が行われるようです。

そして中小法人の場合、税務署は法人を継続管理法人、循環接触法人、周期対象除外法人という区分を行って法人への税務調査が行われています。
継続管理法人は大きな不正が見込まれる会社、循環接触法人は不正に加担している可能性のある会社、周期対象除外法人となると経営者や事業の拡大といったような法人に変化の合った場合、申告の内容を確認する必要がある法人となります。
順番に4-5年に一度、3年に一度、10年ちかく税務調査が行われないという形になります。

継続管理法人とならないように普段からしっかりとした対応をしておきたいですね。

パナソニックの申告漏れ

8月 2nd, 2010

また法人の巨額申告漏れのニュースが出ていましたね。
総合家電有名メーカーのパナソニックが、税務調査の結果なんと220億円もの申告漏れがあったそうです。
5年間に渡り海外会社の取引でこの申告もれがあっそうなのですが、このうちの七億円はどうも隠ぺい目的での所得隠しと判断されたようです。

ですが赤字との相殺により重加算税はなかったようですが、申告漏れを伴う追徴課税は数億円とも言われています。
子会社との取引をめぐり、不当に格安で商品を輸出してたようで、これは子会社に対して不当な利益供与といわれ所得隠しと認定されました。

この取引でパナソニックは大きな赤字をだし、本来なら追徴課課税となるのですが赤字と相殺されたようです。
国税局ではこの法人への税務調査で悪質な隠ぺい行為はなかったといっていますが、海外の子会社の税務処理についての問題点が多く見つかったそうです。パナソニックは以前にも、取引先にリベートをプールし利益調整を図ったと所得隠しを指摘され、追徴課税されたこともありました。

パナソニックといえば、sanyoブランドも消滅しパナソニックブランドに統一されることになりましたね。
事業分野ごとに名前も別れていましたが、3つのグループにまとまり新体制をつくると改革するようです。
ブランドを統一したほうがわかりやすいとこのようにブランドの統一を計ったようですが、馴染みのあるsanyoという名前がなくなるのはさみしくもありますね。

法人化で節税

7月 5th, 2010

個人で事業を始めている人もいると思いますが、この場合実は会社にしたほうが税金が安くなることがあるのを知っていますか?
法人化すると税金が多くなりそうと思われがちですが、実は有利になる場合もあります。

個人での事業を行う場合所得税となりますが、法人化した場合は法人税となります。
このときの税率ですが、所得が増えれば増えるほど個人事業では税率も高くなっていきます。
ですが法人の場合は一定の税率になっていますのです。

個人事業の場合年間所得が195万円以下であれば5パーセントなのですが、1800万を超えると40パーセントまであがります。
ですが、資本金が1億円以下の法人の場合、年間所得が800万以下であれば22パーセント、800万円超えですと30パーセントになります。
ですので、所得がもし900万を超える場合は法人化したほうが節税となるのです。

そして法人化すると事業主の給与というのも必要経費として賄えます。
このほかに福利厚生費も経費になるので、いろいろな部分でお得な部分もあります。

所得と税金の割合を考えて節税のためにも法人化も考えてみてはいかがでしょうか。
ですが、もちろん法人化にもデメリットもあります。
設立に費用がかかったり、会計や税務に関する申告も難しくなったり、赤字の場合でも納税が必要になる場合もあります。

個人の事業を行っていて法人化を考えるのであれば、メリットとデメリットを見て考えることが必要ですね。

税務調査の基準?

6月 1st, 2010

法人に税務調査が入りすい条件を上げてみましょう。

まず売上高の大きい会社というのは、税務調査の対称になることが多いです。
同じように、黒字の会社や急成長した会社、マスコミなどで話題になった法人というのも同様に対象になりやすいですね。
そして法人に税務調査の検討がされるときに重要視されるのが、過去の税務調査だそうです。

税務調査の調査官というのは、増差税額というノルマが設けられているようで出来れば税金を取れる会社に税務調査はいりたいと思っているのです。ですので税金を取れそうな法人が対象になるというわけです。
つまり過去の税務調査で問題があり、増差税額を多く納たことのある法人では、この法人を調査すればとれるかもしれないとノルマの達成のためにも調査される確率が高くなるのです。逆に税歴表に問題のない会社であれば、この法人は税金も取れないので行っても取れないということが多いのであまり税務調査が行われないのだとか。
ですが大抵の場合は3年から4年の間に1回くらいはあるみたいですね。
税金というのは7年経つと無効になってしまうので、その間に法人には1回は来るようになっているそうですが、ほとんど来ない会社というのも良く聞きますよね。そうした会社は過去の実績から信用されている法人とも言えるのではないでしょうか。税務調査の徹底対策に日頃から信頼できるよう、しっかりとしておきたいものですね。

税務調査と除斥期間

5月 6th, 2010

税務調査が来ることになって、どんなことを準備しておけばよいかわからないことも多いと思います。
気になるのが、税務調査の際どこまで遡って経理を調べられるのかというのも一つの疑問ではないでしょうか。
つい最近のことだけであれば資料をすぐ出すことができたり、質問にも答えられるとはおもうのですが、かなり前のことになると覚えてないことも多いのではないでしょうか。

準備のためにもどこまでの調査が行われるのか気になると思いますが、税務調査には除斥期間という調査をする期間が決まっています。
この除斥期間外のことは調べることはありません。ですので、長くてもその間の期間のことについて準備しておけばよいのです。
除斥期間なんですが、税務署に提出された申告書の内容に税額等で間違いがあった時などの厚生の場合には、法定申告期限から5年となっています。そして不正や偽りがあった場合には法定申告期限から7年と決められています。
この期間を過ぎていれば、納税者には権力を行使してはいけないことになっています。
もちろんこの期間内であれば、税金の支払いにミスなどがあれば追徴課税だったり罰金がきます。もちろん大きな脱税になれば実刑になることもあります。

ただ、この除斥期間をすぎたからといって税金を払わなければよいかというのではなく、税務署などからの税金を納付してくださいとこなくなるだけなので、自分から進んで税金を納めることも可能です。ですが、気をつけたいことは、公正や催促を受けた場合はこの期間は伸びます。このように時効は5年や7年より長くなる場合もあるので注意しましょうね。

ニセ税務署職員が・・

4月 1st, 2010

最近聞くようになったのが、税務調査を名乗った詐欺のことです。
色々な詐欺がでてきましたよね。振り込め詐欺の手口も今やすごい種類もあるそうなのですが、一般市民にとっては役所から言われることなんて滅多にないので、あまり疑いもせずにお金を払ってしまうものではないでしょうか。

このように税務調査なんていうのも、普段から滅多に行われることではないので、いきなり来たら疑いもせずにニセの調査官が調査のようなことをして被害にあうなんてこともあるみたいです。
法人にこのようなニセ税務署職員がくることもあるようで、このようなニセ税務署職員に法人の大事な書類を見せるなんてことは大変なことですよね。
必要書類ですからなんてコピーなんてとられていたら、その被害も大きなものになるのではないでしょうか。
そして中には、現金などの財産も差し押さえますなんていって、もっていってしまうこともあるのだとか。

怖いですよね。このようなことがあっては。

ですので、もし抜き打ちの税務調査があったときは、まず税務署職員の身分証明書の提示をしてもらいましょう。中にはニセモノの証明書なんてのもあるみたいなので、しっかりと怪しいところがないかを確認するのが大切です。そしてもし抜き打ちで調査に協力してくださいときたときでも、法人のような場合は営業の妨げになってしまうので、後日時間を改めてもらえませんか?と言ってもいいのです。税務調査だからといっても、事前通知のない場合は断ってみることも実は防犯にも役立つのです。

税理士さんの費用

3月 3rd, 2010

確定申告の時期になりましたね。
確定申告はお済みでしょうか。

税務調査に入られないためにもしっかりとした申告が必要ですね。
最近は個人でのネットや資産運用などの副業での収入がある人が多くなっていますので、個人で申告を始める人も多いのではないでしょうか。
ですが、自分で申告をする場合にはなんだかよくわからず、何をしたらとよいかという人もあると思います。

そういった人は多少お金がかかても税理士さんに頼んでみたい思うのですが、この税理士さんに頼むといくらほどかかるものか気になりませんか?

実は確定申告のある3月頃には、無料での税務相談を行っています。個人での副業の収入で税理士さんに頼むというのは、規模が小さいことが多くあります。
そういった場合にはこの相談でなんとかなることがあるのですが、どうしても税理士さんに頼みたいという場合もあると思いまうが税理士さんの料金の相場というのはありません。

昔までは一定の料金に定められていたようですが、今では個人で自由に値段を決めることが出来るようになっています。
そのため高い費用がかかるところもあれば、比較的安い値段で行ってくれるところもあります。ですので、この値段という値段はないのですが、個人の事業での確定申告であれば、2万円くらいが相場ではないでしょうか。
もちろん規模が違えば値段も変わることもありますが、一応の目安といった感じです。

ちなみに税理士さんに払った費用というのは経費になりますのでご安心を。

タックスヘイブンと税務調査

2月 8th, 2010

タックスヘイブンって知っていますでしょうか?
租税回避地のことなのですが、このオフショアを利用してグローバル化の進んでいる今日、海外資金を運用している法人も多くなっています。
これを受けて国税庁もタックスヘインブンに流出した国内資金を調べるようになってきました。

タックスヘイブンとは合法的に租税を回避できるよう法人税や所得税が免除されるのですが、タックスヘイブンはその土地で事業をしていない日本にある法人であればもちろん利益がでても日本の税金がかかることになっています。
これを知らず海外で運用している資金だからといって申告しないと税務調査によって追徴課税が課せられてしまいます。
では租税軽減のメリットはないのではないかと思われるかも知れませんが適応外の条件もあります。
例えば特定外国子会社の本店や主な事務所の所在地で、その事業を行うのに必要な店舗などの固有施設があったり、特定外国子会社がそこでの事業管理や支配運営を行っている法人。主たる取引の50パーセント以上を関連者以外のものと行っていたりする場合などであれば、つまり事業所があり、事務員もいて日本以外との商売を行っていれば日本の課税はなくなります。
ただ株式や船舶や航空機の貸付などは先にあげた基準を満たしていても適応外になることがあるので注意が必要になります。
きっと海外で行う合理性がないため、規制されているようです。

タックスヘイブンを利用する際には注意しましょう。

税務調査と税理士さん

1月 14th, 2010

税務調査で税務署から受ける指摘の中には会社として納得できない場合が多くあります。
税法の解釈になんだか納得のいかない場合もありますし、調査官が会社の実態をちゃんと分かってない場合もあります。

こうした場合どうしたらよいのでしょうか。
税務署と交渉して、その主張がすんなりと戸尾連ばいいのですがそう簡単に進むことはあまりありませんよね。
もめる原因として税理士さんが税務署とじっくりと交渉してくれているか見てみましょう。
税務署との交渉は税理士さんの腕にかかるものです。税理士さんの実力が如実に反映されるのがこういった場合です。
そういった場合のときのために、腕のよい信頼できる税理士さんに日頃からお願いしたいものですね。
十分なコミュニケーションがとれないのであれば、税理士さんの変更も一つの方法ではないかと思われます。

税理士さんの選びかたですが、
その1.気軽に相談できる人であるか。
税理士さんの中にはえらそうな態度でこちらの言い分を聞いてくれないなんて人も中にはいます。そうした人ですと何か疑問があったときに相談しずらいですよね。
その2.気の合う人であるか。
税理士さんとは長いお付き合いになると思います。そうした付き合いになるのですからやはり気の合う合わないは大事なポイントになりますよね。
その3.自分の会社のことを親身になって考えてくれるかどうか。
当たり前のことかもしれませんが中にはいい加減な対応をする税理士さんというのもいます。そうした人かどうかは普段税のことについて学んでいない人にはわかりずらいかもしれませんが、日頃の対応でわかるときもあります。

税務調査で納得のいかないことがあってもしっかりと対応してくれる税理士さんに頼みたいですね。

法人の3つの区分②

12月 3rd, 2009

税務調査に税務署は法人を次にのようにして区分けして税務調査を行うことを前回紹介しまいた。
その区分ですが
・継続管理法人・・・多額の不正が見込まれる会社
・循環抵触法人・・・不正に加担しているなど不審な点が多い会社
・周期対象除外法人・・・経営者や事業規模などに大きな変化があり、申告内容を解明する必要がある会社です

これは中小法人の場合でこ税務調査のポイントは継続管理法人になった場合は、普通の一般実施調査は4~5年に一度だけれども、3~4年に一度の調査が行われることになります。
そして周期対象除外法人になればこれは10年近く実地調査が行われないケースもあります。

これは税務署がつけている納税者の閲覧表のような感じの税歴表に書かれています。この納税者ファイルは税務者が納税者の情報を記録するものでもちろん部外秘になっています。
法人の場合であれば、決算書、申告書の内容、過去の調査事項、過去10年程度の税務調査事績の一覧、会社の総合評価、その評価の中で5段階に分かれて評価されるものが先ほどの周期対象除外法人、循環接触法人、継続管理法人になるのです。
評価のランクとしては
1、優良申告法人
2、準優良申告法人
3、周期対象除外法人
4、循環接触法人
5、継続管理法人
の順位なります。

もちろん5番目の継続管理法人にはなりなくないですね。そのような大変な税務調査が少ない周期で行われることのないよう、まじめに経理をつけたいものです。